ここまで、自宅のハイレゾ環境のアップグレードについて、書いてきた。
色々と迷いながら、最終的にSONYのUDA-1を購入したことまで書いてきた。
今回は、実際のセッティングや、試聴した結果について書いてみよう。
実際に購入したのは、2015年11月なので、まだ購入してあまり時間はたっていない。
ポイントがたまっていた関係もあり、ビックカメラで購入した。
実は、箱を見て、失敗したと思った。
どうしても、小型の機械を思い浮かべてしまいがちだが、本機は立派なオーディオ製品だ。
だから、小型と言っても、それは従来のオーディオ機器に比べての話。
実際には結構な大きさがある。
最寄り駅までは良いものの、駅から家までの自転車では、落ちてしまわないか
ヒヤヒヤしながら運転した。
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UDA-1の設置
パッケージの開梱
家に到着後、さっそく開梱した。
上の写真は、箱を横から見たもの。
テープをはがして、中を開けると、やはりコンパクトに収納されている。
■上段
■下段(本体)
内部は上段と下段の2段になっており、下段に本体が袋に包まれて、格納されていた。
やはり、意外に「大きい」
大きさは、設置してみると良く分かる。
■机の上に置いた状況
正直、妻には内緒で購入したのだが、すぐにばれてしまった(苦笑
これだけ大きいと隠すに隠せないので、ご注意。
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デバイスドライバの導入
実は説明書は簡単なペラのものしか同梱されていない。
詳細は、SONYのサポートサイトから必要に応じてダウンロードする。
■SONYのUDA-1のサポートサイト
http://www.sony.jp/support/netjuke/products/uda-1.html
PCに苦手な人は、説明書をダウンロードしておいたほうが良いかもしれない。
ただ、基本的には、デバイスドライバーをインストールして、PCと接続すれば
基本的にはすぐに使える。
ただしデバイスドライバもSONYの公式サポートサイトからダウンロードする必要がある。
インストールの方法もこのサイトの下部に記載されているので、
特にわからないということはないかと思う。
■SONYのUDA-1 USB端子用 ドライバー(Windows)のダウンロードサイト
http://www.sony.jp/support/netjuke/download/driver-uda1/
■SONYのUDA-1 USB端子用 ドライバー(Mac OS)のダウンロードサイト
http://www.sony.jp/support/netjuke/download/driver-uda1-mac/
UDA-1を視聴してみる (UDA-1のレビュー)
私は、最近はMedia Monkeyを使っている。
最初に
ドライバをインストール後にPCを再起動して、Media Monkeyを立ち上げる。
メニューから「ツール」->「オプション」を選択する。
ここで、左のメニューの出力プラグインを選択する。
WASAPIを選択することで、Windowsのカーネルミキサーを経由せずにダイレクトにデジタルデータを出力出来る。
これをUDA-1が受け取って、UDA-1側でアナログに変換することで、良い音質で音楽が聴ける訳だ。
早速、いくつかダウンロードした音楽を聞いてみた。
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ここまで、読んでいただいた方はわかるようにヘッドホンは、まだハイレゾ対応ではない。
しかし、音楽を聴いて、ある意味愕然とした。
それは、今まで聞いていた音がいかに雑音だらけだったのかが良く分かったからだ。
今までは、(今思うと)何も曲が流れていない時も、ザ~ッという音がずっと聞こえていた。
それが全く聞こえないのだ。
つまりハイレゾ以前の段階で、USB DACをつなげるだけで、相当SN比が向上することが実感できる。
そして、音楽だが、あいにく、私は耳が良い方ではないと思うが、今までとははっきりと音質が違うことがわかる。
もしかするとハイレゾ対応していないUSB DACでも
違いが出たのかと思うほど、カーネルミキサーを通さないという点で
大きな差が出ているように感じる。
その点では、従来からのMP3音源でも、はっきりと違うのだ。
ここまで読んで、ちょっと待て。
外出時にはハイレゾで聞いてたよネ。と突っ込みが入りそうなので
私も考えてみるのだけれど、やはり外で聞くと雑音が相当入るため、
ハイレゾを聞いても、この感動がなかったのではないかと思う。
そもそもあまり音がない自宅の部屋で聞いているからこれだけ違いがわかったのではないかと思う。
ただし、音楽評論家ではないので、雑音がないという以外に何がどう違うかという表現は、うまく書けないのが実情だ。
しかし、4万円程度で、この変化なら個人的には、非常に満足している。