iPhoneでハイレゾ音源を再生するには、少し工夫が必要です。
基本的に、実は簡単なハイレゾの聞き方 Part2で書いたようにiPhoneでハイレゾ音源を聴くには、二つのステップが必要になります。
- ハイレゾ再生用のアプリの導入
- ハイレゾDAC・ポータブルアンプを接続
ハイレゾ再生用のアプリとしては、下記のものが有名です。
ただ、例えば、ほかにも様々なアプリが販売されています。
■Onkyo HF Player for iOS
これらのアプリを導入して、iTunes経由でハイレゾ音源をiPhoneに転送すれば、ハイレゾの再生は可能です。
実は、これだけでは、ハイレゾを聴けません。
それは、iPhoneのハードウェアがハイレゾに対応していないからです。
上で再生した音楽をiPhoneにイヤホンを刺して聞いても、実はハイレゾではなく通常の音楽に変換されてしまっているというわけです。
そこで、次のステップのハイレゾ対応ポータブルアンプなどを使う必要があるのです。
また、ハイレゾデータをポータブルアンプに送るためには、iPhoneからLightningコネクターを使う必要があります。
そこで、ここでは、またいくつかポータブルアンプを紹介します。
もちろん、ハイレゾをポータブルプレーヤーで聞くで紹介した、TEAC ポータブルアンププレーヤー ハイレゾ音源対応 ブラック HA-P90SD-Bなども利用可能です。
まずは、ONKYOから紹介します。
■ONKYO SDプレーヤー搭載ヘッドホンアンプ DAC-HA300(B)
HF Playerアプリと組み合わせることで、ハイレゾを手軽に再生することができます。
同じONKYOから昨年販売されている、ONKYO ポータブルヘッドホンアンプ DAC搭載 ハイレゾ音源対応 ブラック DAC-HA200(B)は、今でも根強い人気があります。
つぎはDENONです。
■DENON ポータブルヘッドホンアンプ USB-DAC搭載 ハイレゾ音源対応 プレミアムシルバー DA-10SPEM
「USB-DAC」、「iPod/iPhone」、「AUX」の3系統の入力端子を装備したポータブルヘッドホンアンプです。
DENONのDA-300USBと同様のパーツ・回路を持ち運べるようにポータブルに作り直したのが、このDA-10SPEMです。
いい音で聞けばもっと感動できる。
それをもっと多くの人に知ってほしいという技術者の思いを具現化したアンプです。
■アイファイ・オーディオ USB入力専用デジタルヘッドフォンアンプDAコンバーター/DDコンバーター/USB入力専用プリアンプiFI-Audio nano iDSD
こちらは「世界最小の、ポータブルな、バッテリー駆動の、本格的なDAC」をうたっている製品です。
ちなみにiFIオーディオはイギリスのハイエンドオーディオメーカーAMR(Abbingdon Music Research)の新しいブランドです。