ハイレゾで音楽を手軽に聴く方法としては、ポータブルプレーヤーを使う方法があります。
ハイレゾ対応のポータブルプレーヤーとハイレゾ対応のヘッドホンを用意すれば良いので、
安価に済ますこともできます。
ハイレゾ対応 ポータブルプレーヤーは価格帯で大きく3種類に分けられます。
一つが10万円以上のもの。
もう一つが、5万円から10万円以上のもの。
そして、5万円以下のものです。
10万円以上のものは、基本的にハイレゾ対応というだけでなく、
音質的にも回路的にもこだわった作りがなされています。
このクラスの商品は基本的に各メーカーのフラッグシップモデルです。
パーツのみならず外観の仕上げにもかなり力をいれています。
つぎの5万円から10万円の価格帯は、たいていの音源が再生可能なバランスの良い機械が多い点で特徴があります。
ハイレゾを音質にこだわって聞きたい方にも、また手軽に聴きたいという方にもおすすめです。
そして最後の5万円以下の価格帯です。
価格が安いことから再生可能なファイル形式に制限があったりもします。
それでも圧倒的に多数販売されているのがこの価格帯でしょう。
そのため、この価格帯の機種は、ハイレゾ対応のイヤホンも付属している場合が多いです。
ですから本当に手軽に聴きたい方には大変おすすめです。
まずは手ごろな価格の5万円以下のポータブルプレーヤーをいくつか紹介します。
まずは、SONYのウォークマンです。
■SONY ウォークマン A20シリーズ 64GB ハイレゾ音源対応 ノイズキャンセリング機能搭載イヤホン付属 2015年モデル チャコールブラック NW-A27HN BM
■SONY ウォークマン A20シリーズ 32GB ハイレゾ音源対応 ノイズキャンセリング機能搭載イヤホン付属 2015年モデル ビリジアンブルー NW-A26HN LM
■SONY ウォークマン A20シリーズ 16GB ハイレゾ音源対応 ノイズキャンセリング機能搭載イヤホン付属 2015年モデル ボルドーピンク NW-A25HN PM
■SONY ウォークマン A20シリーズ 16GB ハイレゾ音源対応 2015年モデル ボルドーピンク NW-A25 PM
普及価格帯のモデルながら、一つ上のクラスの製品と同様の回路設計や素材を採用して、より高音質にこだわった2015年モデルです。
NW-A27HN、NW-A26HN、NW-A25HNの差はメモリ容量で、順に64GB、32GB、16GB。
また、NW-A27HN、NW-A26HN、NW-A25HNにはハイレゾ音源を再生しながら、周囲の騒音を低減できる「ハイレゾ対応デジタルノイズキャンセリング機能」を搭載。
そしてハイレゾ・オーディオ対応ウォークマン専用ヘッドホンが付属しています。
なお、NW-A25だけは、 ハイレゾ・オーディオ対応のウォークマン専用ヘッドホンが付属していないので、ハイレゾ音源を楽しむにはハイレゾ用のイヤホンやヘッドホンが別途必要です。
次に5万円から10万円の価格帯から紹介します。
■TEAC ポータブルアンププレーヤー ハイレゾ音源対応 ブラック HA-P90SD-B
こちらの製品はDSDのネイティブ再生に対応したポータブルアンプです。
ただ、単体で音楽の再生が可能なためポータブルプレーヤーとしても活用できるのが大きな特徴です。
様々なデバイスとつなげて使えるポータブルヘッドホンアンプとしての機能と、本体に搭載したmicroSDカードスロットからの音楽再生が可能なオーディオプレーヤーの2つの機能を兼ね備えた異色の製品です。