「前作のゼンハイザー MOMENTUM True Wireless 3(MTW3)を愛用しているけれど、最新型の『MOMENTUM True Wireless 4(MTW4)』に買い替える価値はあるのだろうか?」
「MTW3の音質には大満足していたけれど、満員電車での接続途切れやバッテリー・充電の不具合に悩まされた。MTW4では本当に改善された?」
「型落ちで価格が下がったMTW3と、最新技術が詰まったMTW4のどちらを選ぶべきか知りたい」
ドイツの名門オーディオブランド「ゼンハイザー(Sennheiser)」が誇るフラッグシップ完全ワイヤレスイヤホンとして、圧倒的な音質で世界的な大ヒットを記録した「MOMENTUM True Wireless 3(MTW3)」。その正統後継モデルとして登場したのが「MOMENTUM True Wireless 4(MTW4)」です。
外見のデザインやケースのファブリック素材が一見すると前作とほとんど変わらないため、「内部のマイナーチェンジに過ぎないのでは?」「約49,000円を出して買い替えるほどの大幅な違いはあるのか?」と疑問を抱く方は少なくありません。
しかし結論から申し上げますと、「MTW3で多くのユーザーを悩ませた接続途切れや充電トラブルに対する設計が見直され、Qualcomm最新チップとアンテナ刷新によって通信の安定性が劇的に向上した完成形」であり、「MTW3ユーザーこそ確実な進化を実感でき、買い替える価値が十二分にあるフラッグシップイヤホン」へと昇華を遂げています!
【結論】MTW4とMTW3の違いと買い替え判断まとめ
- 買い替えるべき人:駅構内や満員電車でMTW3の音途切れにストレスを感じていた人、aptX Lossless対応の最新AndroidスマホでCD無劣化ロスレス音質を味わいたい人、バッテリー劣化を抑えて3年以上長く愛用したい人。
- MTW3のままで良い人:主に自宅や静かな室内で使用しており通信途切れに不満がない人、iPhone利用がメインでAAC接続のみを使用する人、現在のバッテリー持ちや動作に一切不満がない人。
ゼンハイザー MOMENTUM True Wireless 4の全体的なスペックや長期使用での詳細な使用感、他社ハイエンド機(ソニーやBose)との詳細な比較については、以下の総合レビュー記事でも詳しく解説していますのでぜひ合わせて参考にしてみてください。
結論:ゼンハイザー MTW4は前作MTW3の弱点を完全克服!接続安定性と高音質を極めた完成形
ゼンハイザーの完全ワイヤレス第4世代となる「MOMENTUM True Wireless 4」は、前作MTW3で確立された「完全ワイヤレス最高峰のアコースティックサウンド」という強固な土台を継承しつつ、ユーザーから寄せられた課題や要望を徹底的に分析・改善したモデルです。
前作MTW3は、発売当時「完全ワイヤレスでこれ以上の音質はない」と絶賛される一方で、Bluetoothチップの世代やアンテナ構造に起因する混雑環境での音途切れ、あるいは長期使用における充電接点の接触不良など、実用面での細かなストレスが指摘されることがありました。MTW4の開発においてゼンハイザーが最も注力したのは、まさにこの「接続安定性とハードウェア信頼性の劇的な底上げ」です。
前作MTW3から進化した決定的な5つのポイント
- Qualcomm最上位チップ「S5 Gen 2」と新アンテナの採用:電波の送受信性能が大幅に強化され、混雑した通勤電車やターミナル駅構内でも驚くほど途切れない強固な接続性を実現。
- 次世代ロスレスコーデック「aptX Lossless」への対応:対応スマートフォンと組み合わせることで、Bluetooth伝送でありながらCDクオリティ(44.1kHz/16bit)のビットパーフェクトな完全ロスレス再生が可能。
- 次世代Bluetooth規格「LE Audio(LC3)」および「Auracast」への対応:低消費電力かつ低遅延な新規格LE Audioと、公共スペースや複数人での音声共有ができるAuracastにハードウェアレベルで対応(将来のアップデートで順次拡張)。
- バッテリー持続時間の向上と「バッテリープロテクション」機能:イヤホン単体の連続再生時間が約7時間から約7.5時間へと伸長。さらに充電容量を最適に制御してリチウムイオン電池の劣化を大幅に抑える保護モードを新設。
- 中高域の透明感向上とよりタイトで解像度の高い低域チューニング:7mm TrueResponseドライバーのチューニングが見直され、ボーカルの息づかいや金管楽器の余韻がよりクリアで立体的な音場へと進化。
買い替えるべき人・MTW3のままで良い人の判断基準
「買い替えるべきかどうか」を判断する最大の基準は、「あなたがイヤホンを使う場所」と「通信環境に対するストレスの有無」です。
毎日の通勤・通学で山手線や大阪環状線のような過密電車を利用している方、主要駅の改札付近を頻繁に通る方で、「MTW3がプツプツ途切れてイライラした経験がある」という場合、MTW4への買い替えは極めて大きな恩恵をもたらします。アンテナ設計の刷新とチップセットの世代交代により、電波強度は前世代から見違えるほど強くなっています。
一方で、主にリモートワークの自宅書斎やカフェ、散歩など電波干渉の少ない環境でMTW3を使っており、現状の接続安定性に不満を感じていない場合は、急いで買い替える必要性は薄いと言えます。音質面での向上は確実に存在するものの、MTW3の時点で極めてハイレベルな原音再生能力を備えていたためです。
MTW4 vs MTW3 スペック・主要機能の比較一覧表
| 項目 | MOMENTUM True Wireless 4(最新型) | MOMENTUM True Wireless 3(前作) |
|---|---|---|
| Bluetoothチップ | Qualcomm S5 Gen 2(新世代フラッグシップ) | Qualcomm QCC5141 |
| Bluetoothバージョン | Bluetooth 5.4 | Bluetooth 5.2 |
| 対応コーデック | SBC, AAC, aptX, aptX Adaptive (96kHz/24bit), aptX Lossless, LC3 | SBC, AAC, aptX, aptX Adaptive (96kHz/24bit) |
| 次世代規格対応 | LE Audio / Auracast 対応 | 非対応 |
| アンテナ構造 | 新設計RFアンテナ(受信感度強化・途切れ低減) | 従来型アンテナ |
| 連続再生時間(単体) | 最大約7.5時間(ANCオフ時) | 最大約7.0時間(ANCオフ時) |
| ケース併用再生時間 | 最大約30時間 | 最大約28時間 |
| 急速充電 | 約8分の充電で約1時間再生 | 約10分の充電で約1時間再生 |
| バッテリー劣化保護 | バッテリープロテクションモード搭載 | 非搭載 |
| ドライバー構成 | 7mm TrueResponseトランスデューサー(ブラッシュアップ) | 7mm TrueResponseトランスデューサー |
| 防塵防水規格 | IP54(防塵・防滴対応) | IPX4(防滴のみ対応) |
| ノイズキャンセリング | ハイブリッドアダプティブANC(高域遮音性向上) | ハイブリッドアダプティブANC |
| 実売価格帯 | 約45,000円〜49,900円前後 | 生産完了(中古・在庫流通:約25,000円前後) |
【進化点1:接続安定性】MTW3最大の弱点だった接続途切れ・不具合は解消された?
MOMENTUM True Wirelessシリーズを語る上で、避けて通れないのが「接続安定性」の話題です。前作MTW3は世界中で大絶賛された名機でしたが、国内のレビューやコミュニティでは「朝の通勤ラッシュ時に新宿駅や渋谷駅のホームで音が途切れる」「周囲にBluetooth機器が多い交差点で片耳の接続が一瞬落ちる」といった声が散見されました。
ゼンハイザーの開発チームはこのフィードバックを極めて真摯に受け止め、MTW4では接続安定性の向上を最重要開発テーマに掲げました。その成果は、実機を使用してみると最初の数日で明確に体感できます。
アンテナ形状の全面刷新とQualcomm新世代チップによる電波強度の劇的向上
MTW4では、内部の基板レイアウトとRF(高周波)アンテナの物理構造が根本から見直されています。アンテナの受光面・指向性を再設計し、耳に装着した際に外側へ向けて最も効率よく電波を拾える配置へと刷新されました。
さらに、心臓部にはQualcommの最先端オーディオプラットフォームである「S5 Gen 2(Sound Platform)」を搭載。前世代のチップと比較して演算処理能力が飛躍的に向上しただけでなく、電波干渉が発生した際の自動周波数ホッピング(最適な帯域への瞬時切り替え)が極めて高速化されています。
このハードウェア刷新により、イヤホン本体がスマートフォンからの電波をキャッチし続ける粘り強さが格段に向上しました。
満員電車や混雑した駅構内での音途切れ耐性テスト
実際に、Bluetooth機器の電波が激しく飛び交う平日の朝8時台のターミナル駅構内および満員電車内において接続安定性をテストしました。
前作MTW3では、乗客が一斉に乗り降りする改札口付近や、混雑した車両の中央付近で「カチッ」と一瞬音が途切れたり、左右の位相がわずかにズレる現象が時折発生していました。しかしMTW4では、同じ経路を同一のスマートフォン(aptX Adaptive接続)で歩行・乗車した場合でも、音途切れや左右の同期ズレは一切発生せず、極めて滑らかな再生が持続しました。
接続が不安定になりやすい環境であっても、バックグラウンドでバッファリングと周波数制御が完璧に機能しており、音の途切れによるストレスは完全に払拭されたと言えます。
MTW3で指摘されたバッテリー充電トラブル・接触不良への対策
もうひとつ、MTW3の長期ユーザーから指摘されていたのが「ケースにしまっているのに充電が開始されないことがある」「イヤホンの充電端子に皮脂や汚れが付きやすく、片耳だけ電源が入らないことがある」という充電接点の問題です。
MTW4では、充電ケース内部のピン形状とイヤホン側の金属接点のコーティング処理が強化されています。さらに、イヤホンをケースのスロットに収めた際のマグネットによる吸着力と位置決めの精度が向上しており、多少ラフにイヤホンを戻しても確実にピンと接点が噛み合う構造に改良されました。
日常的に何度も出し入れする完全ワイヤレスだからこそ、こうした地道な機構改良が日々の安心感に直結しています。
【進化点2:音質の変化】aptX Lossless対応と7mm TrueResponseドライバーの熟成
ゼンハイザーの真骨頂である「音質」においても、MTW4は確実な進化を遂げています。ドライバーユニット自体は、ゼンハイザーが誇る自社開発の「7mm TrueResponseトランスデューサー」を継続採用していますが、内部のアコースティックチェンバーの構造最適化とDSP(デジタル信号処理)のチューニングにより、音の鳴り方には明らかな違いが感じられます。
中高域の抜け感と解像度の向上:より見通しの良いクリアな音場
MTW3とMTW4を同じ楽曲でじっくり聴き比べると、真っ先に気づくのが「中高音域の見通しの良さと透明感の向上」です。
前作MTW3は、全体としてややウォーム寄りで濃厚、厚みのあるリッチなサウンドキャラクターでした。これに対しMTW4は、中高域の曇りがすっきりと晴れ渡り、アコースティックギターの爪弾きや女性ボーカルのブレス(息づかい)、シンバルの微細な減衰音がより鮮明かつ立体的に耳へ届きます。
音が過度に刺さるような不快なシャリつきはなく、ゼンハイザーらしいシルキーな滑らかさを保ちながら、一枚ベールを剥いだかのような解像度の高さを実現しています。
低音域の締まりとタイトさ:膨らみすぎずアタック感のあるベース
低音域の質感もチューニングが見直されています。MTW3の低音は量感たっぷりで包み込むような豊かさがありましたが、楽曲によっては低域がやや膨らみ、ボーカルの帯域にわずかに被る印象を受けることがありました。
MTW4では、サブベース(超低域)の沈み込みは深く維持しつつも、キックドラムのアタック音やベースラインの立ち上がりが非常にタイトでスピード感のある鳴り方に引き締まっています。余計なもたつきが消えたことで、音数の多い現代的なポップスやハイテンポなロック、細かな電子音が散りばめられたEDMでも、楽器同士の分離感が一段と際立ちます。
CDクオリティをロスレス伝送するaptX Losslessの実力
音質面における最大の技術的トピックが、「aptX Lossless」への新規対応です。
これまでの高音質コーデック(LDACやaptX Adaptive)は、いかにハイレゾ相当を謳っていても、不可逆圧縮(データを間引いて伝送する方式)であることに変わりはありませんでした。しかしQualcomm Snapdragon Soundの最新仕様に含まれるaptX Losslessは、44.1kHz/16bit(一般的なCD音源やストリーミング配信の標準音質)のデータを、圧縮によって1ビットもデータを損なうことなくワイヤレス伝送します。
対応するAndroidスマートフォン(Snapdragon 8 Gen 2以降の一部端末など)と組み合わせてAmazon Music HDやApple Musicのロスレス音源を再生すると、従来のBluetoothイヤホンでは感じられなかった「音の密度の濃さ」「演奏空間の静寂感と奥行き」がリアルに再現されます。有線イヤホンに迫るピュアオーディオの世界を、完全ワイヤレスで味わえる唯一無二の魅力です。
【進化点3:バッテリー&機能性】バッテリープロテクションと次世代規格への備え
ハードウェアとしての完成度を高めたMTW4は、バッテリーの耐久性や次世代のワイヤレス規格への対応といった「長く安心して使い続けるための機能」においても大幅なアップグレードが施されています。
単体再生時間が最大7.5時間に延長&急速充電の進化
イヤホン単体での連続再生時間は、MTW3の最大約7時間から最大約7.5時間へと微増しました。充電ケースを併用することで、合計再生時間は最大約30時間に達します。
わずか30分の差と思われるかもしれませんが、長時間のWeb会議や長距離フライト、新幹線での移動などにおいて、「単体で7時間以上バッテリーが持つ」という安心感は絶大です。さらに急速充電機能も進化しており、約8分間のケース充電で約1時間の連続再生が可能となりました。朝の出がけに充電忘れに気づいても、身支度をしているわずかな時間で十分なバッテリーをチャージできます。
バッテリー劣化を抑制する「バッテリープロテクションモード」の意義
高額なプレミアム完全ワイヤレスイヤホンを購入する際、ユーザーが最も恐れるのが「1年半〜2年ほどでバッテリーがヘタり、駆動時間が極端に短くなって使えなくなること」です。リチウムイオン電池は、100%の満充電状態や高温状態が長時間続くことで化学的な劣化が加速します。
MTW4では、専用アプリ「Sennheiser Smart Control」内に新機能「バッテリープロテクションモード」が搭載されました。この機能を有効にすると、充電が最大容量の約80%付近で緩やかになり、過充電によるセルへの負荷を自動的に軽減します。
毎日ケースに収めて充電し続ける完全ワイヤレスイヤホンにおいて、バッテリー自体の寿命を2倍〜3倍へと延ばすことができる極めて実用的な機能であり、4万円を超えるハイエンド機を3年、4年と長く大切に使いたいユーザーにとって強力な安心材料となります。
LE Audio(LC3)やAuracast対応による圧倒的な将来性
MTW4は、次世代のBluetoothオーディオ標準規格である「Bluetooth LE Audio」および新コーデック「LC3」に対応しています。従来のSBCと比較して半分以下のビットレートでも高音質を実現し、通信の低遅延化と省電力化を両立します。
さらに注目すべきは、音声共有機能「Auracast(オーラキャスト)」への対応です。空港のアナウンスやスポーツバーの大型モニター、美術館の音声ガイドなど、街中の公共空間から配信される音声を、自分のイヤホンで直接受信して聴くことができる未来のワイヤレス体験が間もなく始まろうとしています。MTW4はハードウェアとしてこれらの規格をあらかじめサポートしているため、今後のファームウェアアップデートにより、買い替えなしで最新のワイヤレスエコシステムを享受できます。
【ノイキャン&装着感比較】アクティブノイズキャンセリングとフィット感の違い
日常の快適性を左右するノイズキャンセリング機能や装着感についても、細やかなブラッシュアップが施されています。
ノイズキャンセリング性能のチューニング差:高域ノイズの減衰向上
MTW4は前作同様、周囲の騒音レベルに合わせて消音強度を自動的に無段階調整する「ハイブリッドアダプティブノイズキャンセリング」を搭載しています。
地下鉄の走行音や飛行機のエンジンのような重低音ノイズの消音力に関しては、前作MTW3の時点で非常に強力であり、MTW4でも同等レベルの高い静寂性を維持しています。一方で変化が感じられるのは、人の話し声やキーボードの打鍵音、食器の擦れる音といった「中高音域ノイズ」の減衰力です。
マイクの集音精度とアルゴリズムの改良により、カフェやオフィスで周囲のざわめきがより遠くに押しやられる感覚があり、耳への圧迫感(ANC特有のツーンとする感覚)を増やすことなく、極めて自然で心地よい静寂空間を作り出してくれます。
外音取り込み機能の自然さとホワイトノイズの低減
イヤホンを装着したまま周囲の音を聞く「トランスペアレントヒアリング(外音取り込み)」も着実に進化しました。
MTW3では静かな部屋で外音取り込みをオンにした際、わずかに「サーッ」というホワイトノイズが気になる場面がありましたが、MTW4ではこの残留ノイズが大幅に低減されています。周囲の人の声の帯域がより肉声に近くクリアに通り、レジでの会計時や駅のアナウンスを聞き取る際も、イヤホンを外す必要が全くありません。
筐体サイズ・重さ・付属イヤーピース&フィンの装着感比較
イヤホン本体の形状や寸法は、前作MTW3とほぼ共通(イヤホン単体で片耳約6.2g)となっています。人間工学に基づいたエルゴノミックデザインを採用しており、耳のくぼみにねじ込むように装着することで、物理的なパッシブ遮音性が極めて高く確保されます。
付属するイヤーピース(XS/S/M/Lの4サイズ)とシリコン製イヤーフィン(S/M/Lの3サイズ)を組み合わせることで、耳の大きさや形状に関わらず抜群のホールド感を得ることができます。激しく首を振ってもポロリと脱落する心配はなく、長時間の装着でも特定の部位に痛みが集中しにくい設計が引き継がれています。
前作MTW3から買い替えるべき?失敗しない買い替え判断ガイド
ここまでの検証結果を踏まえ、前作MTW3ユーザーが新型MTW4へ買い替えるべきかどうかの最終判断ガイドを整理します。
MTW4へ即買い替えをおすすめするパターン
以下の条件に1つでも当てはまるなら、MTW4への買い替えを強く推奨します!
- 毎日の通勤電車や混雑するターミナル駅で、MTW3の音途切れに強いストレスを感じている
- aptX Lossless対応の最新Androidスマートフォンを所有しており、CDクオリティの完全ロスレス再生を楽しみたい
- MTW3を発売当初(2022年)から2年以上使い続けており、バッテリーの持ちが悪くなってきたと感じている
- 将来的にAuracastやLE Audioなどの最新Bluetooth規格をフル活用したい
- より中高域の見通しが良く、スピード感と輪郭のある現代的なサウンドを楽しみたい
特に通信の安定性とバッテリー寿命の懸念が解消された点は、日常的に完全ワイヤレスをヘビーユースするユーザーにとって、価格以上の価値と快適さをもたらしてくれます。
MTW3をそのまま使い続けても良いパターン
以下の状況であれば、急いでMTW4へ買い替えず、MTW3を継続利用しても問題ありません。
- 主な使用場所が自宅の書斎やオフィスなど電波干渉の少ない環境で、MTW3の通信安定性に何一つ不満がない
- iPhoneユーザーであり、AACコーデック接続が中心(aptX Losslessや高解像度コーデックの恩恵を受けにくい)
- MTW3を購入してまだ日が浅く、バッテリーの劣化も全く感じていない
- ウォームで重心の低い、MTW3特有の重厚な音の響きが何よりも気に入っている
iPhoneをお使いの場合、aptX系のコーデックは利用できないため、コーデック刷新による音質進化の恩恵は限定的となります(AAC接続時でもアンテナやDSP刷新による解像感向上と接続安定性は体感できますが、Androidほどの劇的な差にはなりにくい点にご留意ください)。
型落ちMTW3の中古・セール品とMTW4はどちらがコスパが良い?
「これからゼンハイザーのイヤホンを初めて買うけれど、価格が安くなったMTW3の中古や在庫処分品を狙うのはアリか?」という疑問についてもお答えします。
結論として、新規購入であれば間違いなく最新の「MTW4」を選ぶことを強くおすすめします。MTW3の中古品や型落ち品は2万円台半ば前後で見かけることがありますが、完全ワイヤレスイヤホンはバッテリーの消耗品であり、中古品ではすでに電池が劣化しているリスクが極めて高いためです。
また、先述の通りMTW4はアンテナ設計やハードウェア信頼性が抜本的に改良されており、バッテリープロテクション機能も備わっています。「購入してから3年以上ストレスなく快適に使い倒せる」という長期的なコストパフォーマンスを考慮すれば、多少の価格差があってもMTW4を選ぶ方が結果的に満足度は圧倒的に高くなります。
まとめ:ゼンハイザー MTW4はMTW3ユーザーこそ進化を実感できる最高峰TWS
ゼンハイザーのフラッグシップ完全ワイヤレス「MOMENTUM True Wireless 4」は、前作MTW3の美しいアコースティックサウンドと洗練された外観を継承しながら、実用面における最大の課題であった「接続安定性」「ハードウェアの信頼性」「長期耐久性」を見事に克服した真の完成形です。
有線ピュアオーディオに迫る圧倒的な高音質をそのままに、満員電車の雑踏でも一切途切れない強靭な電波性能と、将来のワイヤレス規格に完全対応した先進性を手に入れたMTW4。MTW3を愛用してきたユーザーだからこそ、「あ、ここが本当に良くなっている!」と確かな進化と快適さを毎日実感できるはずです。
ゼンハイザー MOMENTUM True Wireless 4のさらに詳しい音質傾向、ノイズキャンセリングの実測評価、日常での使い勝手や競合機種との詳細な比較については、ぜひ以下の総合実機レビューもご覧ください。

