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「ゼンハイザーのMOMENTUM True Wireless 4が欲しいけれど、約5万円も出して買って後悔しないかな?」
「レビュー記事は絶賛の嵐だけど、実際のユーザーが感じている生々しい欠点やデメリットを知りたい」
「ソニー WF-1000XM5やBose QC Ultra Earbudsと比べてノイキャンはどうなの?前作MTW3みたいにバッテリーがすぐ壊れたりしない?」
ドイツの名門オーディオメーカー・ゼンハイザーが誇る自社開発「7mm TrueResponseトランスデューサー」を搭載し、次世代の高音質コーデック「aptX Lossless」や次世代Bluetooth規格「LE Audio(LC3 / Auracast)」に完全対応したフラッグシップ完全ワイヤレスイヤホン「ゼンハイザー MOMENTUM True Wireless 4(以下、MTW4)」。
有線イヤホンに迫る圧倒的な音場表現と濁りのない超高解像度サウンドは、オーディオファンや専門家から「ワイヤレスイヤホンの最高到達点」と惜しみない賛辞を送られています。しかし、定価49,940円(実売約45,000円〜49,000円前後)という完全ワイヤレスの中でもトップクラスに高額な製品だからこそ、「自分に合わなくて大失敗した…」と後悔することだけは絶対に避けたいところです。
結論から申し上げますと、MOMENTUM True Wireless 4は「何よりも音質の良さ、楽器の生々しい響き、豊かな空間表現を最優先したい人」にとっては、現在市場でこれ以上ない最高の相棒になります。その一方で、「Boseのような強力無比なノイズキャンセリングを期待している人」「胸ポケットに入る極薄軽量ケースを求める人」「iPhoneのみで手軽に最高音質を楽しみたい人」にとっては、明確な不満や後悔に繋がりやすいデメリットも存在します。
当記事では、オーディオ機器を長年レビューしてきた専門家の視点から、MOMENTUM True Wireless 4のリアルな欠点・デメリット4選を包み隠さず徹底解説します。前作MTW3で不安視された故障・バッテリー問題の改善実態から、買って後悔する人・大満足する人の見極め基準、そしてデメリットを補う実践的な使いこなし術までお届けします。
この記事でわかること
・【結論】MTW4を買って後悔する人 vs 買って大満足する人の明確な境界線
・購入前に絶対に知るべきリアルな欠点・デメリット4選(ノイキャン強度・ケースサイズ・iPhone制約・操作性)
・前作MTW3の持病「バッテリー死亡・充電不良」はMTW4で本当に克服されたのか?
・ライバル機(ソニー WF-1000XM5、Bose QC Ultra Earbuds)とのスペック&弱点比較
・デメリットを克服して快適に使い倒すための4つの実践的アドバイス
・実際のユーザーから寄せられた悪い口コミ・不満点の客観的ファクトチェック
結論:ゼンハイザー MOMENTUM True Wireless 4を買って後悔する人 vs 大満足する人の境界線
ゼンハイザー MOMENTUM True Wireless 4は、あらゆる面で平均点を目指した優等生タイプのイヤホンではありません。ゼンハイザーが数十年にわたって培ってきたハイファイ・オーディオの哲学を小さな耳元に凝縮した、極めてこだわりの強いプロフェッショナル志向のモデルです。
そのため、自分がワイヤレスイヤホンに「何を求めているか」によって、評価が「史上最高の神機」と「高かったのに使いづらい失敗作」に真っ二つに分かれます。購入前に、ご自身がどちらのタイプに当てはまるかを厳格にセルフチェックしてください。
こんな人は買って後悔する!購入を見送るべき3つのタイプ
- 1. 「電車の騒音や周囲の話し声を完全に消し去りたい」ノイキャン最優先層:MTW4のアダプティブノイズキャンセリングは非常に自然で耳への圧迫感が少ない反面、消音の絶対的なパワーでは「Bose QuietComfort Ultra Earbuds」や「ソニー WF-1000XM5」に一歩及びません。電車のゴーッという重低音やオフィスの人の声を100%消したいと考えていると、「思ったより外の音が聞こえる」と失望する原因になります。
- 2. 「スキニーパンツのポケットに常に入れて手ぶらで持ち歩きたい」ミニマリスト層:MTW4の充電ケースは、上質なファブリック素材で覆われた美しいデザインですが、厚みが約34.8mm、重量が約66.4g(イヤホン含む約78.8g)と、AirPods ProやソニーXM5に比べて明らかに大柄です。ポケットに入れるとボコッと大きく膨らむため、ケースの携帯性を最重視する人にはストレスになります。
- 3. 「iPhoneを使っていて、追加の機器や設定なしで最高音質を聴きたい」ライト層:MTW4最大の武器である「aptX Lossless(CDクオリティの完全ロスレス伝送)」や「aptX Adaptive」は、Android対応スマートフォンでのみ利用可能です。iPhone(iOS)のBluetooth接続は基本コーデックである「AAC / SBC」に制限されるため、特別な工夫をしない限り、MTW4のポテンシャルを100%引き出すことはできません。
こんな人なら大満足!5万円の価値を120%享受できるユーザー像
- 1. 「完全ワイヤレスでも有線イヤホン並みの圧倒的な音質・解像度を味わいたい」オーディオファン:7mm TrueResponseドライバーのレスポンスは驚異的です。ボーカルの吐息、アコースティックギターの弦の擦れる音、生々しいドラムのアタック感など、他のワイヤレスイヤホンでは埋もれてしまう微小な音のディテールが克明に浮かび上がります。音場(サウンドステージ)の広がりも極めて自然で、音楽を聴く感動が段違いです。
- 2. 「Snapdragon SoundやaptX Adaptive対応の最新Androidスマホを使っている」ユーザー:対応スマートフォンをお持ちであれば、MTW4はその真価を余すところなく発揮します。ワイヤレスであることを完全に忘れてしまうほどの濃厚でシルキーなサウンド体験は、約5万円の投資が安く思えるほどの衝撃をもたらします。
- 3. 「自然で疲れにくいノイズキャンセリングと外音取り込みを好む」長時間リスナー:過度な逆位相ノイズによる「耳へのツーンとした閉塞感・圧迫感」が苦手な方にとって、MTW4の自然な消音バランスは理想的です。一日中着けて作業やテレワークを行っても、耳が痛くなったり頭痛が起きたりしません。
【比較表】MTW4 vs ソニー WF-1000XM5 vs Bose QC Ultra Earbuds 性能・弱点徹底比較
ハイエンド完全ワイヤレス市場で頂点を争う3大フラッグシップ機のスペックと、それぞれの「明確な弱点・デメリット」を比較表にまとめました。
| 比較項目 | ゼンハイザー MTW4 | ソニー WF-1000XM5 | Bose QC Ultra Earbuds |
|---|---|---|---|
| 実売価格(目安) | 約45,000円〜49,000円 | 約36,000円〜41,000円 | 約34,000円〜39,000円 |
| 音質クオリティ | 圧倒的No.1(解像度・空間・忠実性) | 優秀(やや低音・ドンシャリ寄り) | 良好(Bose特有の迫力ある低音) |
| ノイズキャンセリング | 良好(自然で圧迫感ゼロ) | 非常に強力(人の声にも強い) | 世界最強(圧倒的静寂・完全消音) |
| 対応高音質コーデック | aptX Lossless, Adaptive, LE Audio | LDAC, LC3 | aptX Adaptive |
| ケースサイズ・厚み | 厚さ約34.8mm(大柄で重い) | コンパクト(薄型で軽量) | やや大柄だが滑らかな形状 |
| 再生時間(イヤホン単体) | 約7.5時間(ANC OFF時最大8時間) | 約8時間(ANC ON) | 約6時間(ANC ON) |
| 最大の弱点・デメリット | ノイキャン強度とケースの嵩張り | つるつる滑る本体・装着感の個人差 | マルチポイント切替・接続の不安定さ |
このように、「静寂を最優先するならBose」「コンパクトさと万人向けバランスならソニー」「何にも代えがたい究極の音楽体験と解像度を求めるならゼンハイザーMTW4」という明確な住み分けが成り立っています。
購入前に絶対に知るべき!MOMENTUM True Wireless 4のリアルな欠点・デメリット4選
ここからは、実際に長期間使用したり、多くのユーザーからのフィードバックを精査した結果浮き彫りになった、MOMENTUM True Wireless 4の「具体的な4つの欠点・デメリット」を深掘りします。
デメリット1:ノイズキャンセリングの静寂性はBose QC UltraやソニーXM5に一歩譲る
MTW4には、周囲の騒音レベルに合わせてリアルタイムに消音強度を自動調整する「アダプティブノイズキャンセリング(ANC)」が搭載されています。前作MTW3と比較すると低域の騒音カット性能は確実に向上しており、カフェの空調音やオフィスのPCファンの音などは綺麗に減衰されます。
しかし、ノイキャン界の絶対王者であるBose QuietComfort Ultra Earbudsと比較すると、その差は歴然です。地下鉄の走行時の激しい金属摩擦音や、飛行機のジェットエンジン音、あるいは近くで話している人の甲高い話し声などは、MTW4ではうっすらと耳に届いてしまいます。
ゼンハイザーの開発哲学として、「原音を歪ませないこと」「不自然な耳への圧迫感を排除すること」を重視しているため、あえて過剰な逆位相信号をかけないチューニングが施されています。オーディオファンには好評な味付けですが、「完全な無音の繭に包まれたい」という期待で買うと、「思ったより外の音が聞こえてしまう」と後悔する最大の要因になります。
デメリット2:ファブリック調充電ケースが分厚く重い(ポケットに入れると膨らむ)
ゼンハイザーMOMENTUMシリーズの象徴とも言えるのが、充電ケースに施された高級感あふれるヘザーグレー等のファブリック(織布)仕上げです。指紋や皮脂がつかず、傷も目立たないためデスクの上に置いている時の満足感は非常に高いものがあります。
しかし、実用面における「携帯性」という点では明らかなマイナス要素です。AirPods Proのケース厚みが約21.7mm、ソニーWF-1000XM5が約26.5mmであるのに対し、MTW4のケースは実測で**約34.8mmもの厚み**があります。重量も約78.8gあり、手に持つとずっしりとした重みを感じます。
タイトなジーンズやスラックスのポケットに入れると、前ポケットが不恰好にポッコリと突き出してしまい、座った時に太ももを圧迫します。日常的にバッグやリュックを持ち歩かない手ぶら派のユーザーにとっては、日々の持ち運びに地味な煩わしさを感じることになります。
デメリット3:iPhone(iOS)では最高音質コーデック(aptX Lossless / Adaptive)の恩恵を受けられない
MTW4が他社を圧倒する最大のセールスポイントは、Qualcommの最新チップ「S5 Gen 2 Sound Platform」を搭載し、CD音質をビット落ちなく伝送する「aptX Lossless」や、高解像度24bit/96kHz伝送を行う「aptX Adaptive」に対応している点です。
しかし、日本のスマートフォン市場で過半数を占めるAppleのiPhoneシリーズは、Bluetoothオーディオコーデックとして「SBC」と「AAC」しかサポートしていません。最新のiPhone 15/16シリーズであっても、Bluetooth接続では自動的にAAC接続にフォールバック(制限)されます。
もちろん、MTW4はドライバー自体の基本性能が圧倒的であるため、AAC接続であっても一般的なワイヤレスイヤホンとは比較にならないほど素晴らしい音を鳴らします。しかし、「44.1kHz/16bitロスレス伝送」という本領を発揮できない状態で5万円近い金額を支払うことに対して、「宝の持ち腐れ感」を抱いてしまうiPhoneユーザーは少なくありません。
デメリット4:高感度タッチセンサーの誤操作と装着位置直しの際の誤タッチ
MTW4のハウジング外側の金属プレート部分は、指先でタップ・長押しを行う静電容量式のタッチセンサーになっています。操作のレスポンス自体は非常に軽快で、ゼンハイザー特有の心地よいビープ音で反応を知らせてくれます。
しかし、このセンサーが**「高感度すぎる」**ことが時に仇となります。イヤホンを耳の奥に押し込んだり、角度を調整しようとハウジングのフチを指先でつまんだだけで、センサーが指の接触を感知してしまい、意図せず音楽が一時停止したり、外音取り込みモード(トランスペアレンシー)に切り替わってしまったりします。
特にマスクを着脱する際や、髪の毛をかき上げた際、雨の日にフードを被った際などに不意の誤操作が発生しやすく、物理ボタン式のような確実なクリック感を好む人にとっては慣れるまで小さなストレスとなります。
前作MTW3で多発した「バッテリー死・故障問題」はMTW4で本当に克服されたのか?
MOMENTUM True Wireless 4の購入を検討する上で、多くのユーザーが最も懸念しているのが**「前作MOMENTUM True Wireless 3(MTW3)で多発したバッテリー死亡・不具合の再発リスク」**です。この点について、メーカーの公式発表と技術的な改良点をファクトチェックします。
前作MTW3でユーザーを悩ませたバッテリー放電トラブルと充電端子接触不良の真相
前作MTW3は、音質面で極めて高い評価を得ていたものの、発売から半年〜1年ほど経過した段階で「片側のイヤホンが突然充電されなくなった」「ケースに入れていたのに過放電でバッテリーが完全に死んでしまい、電源が入らない」といった不具合報告が世界中で多発しました。
この主な原因は、以下の2点にありました:
1. 充電ケースとイヤホン本体の金属接点が皮脂や埃で酸化・汚れやすく、接触不良を起こして充電が途切れていたこと
2. 接点が浮いた状態でイヤホンがBluetooth待機状態を維持し続け、バッテリー残量がゼロ(完全放電)まで干上がり、リチウムイオン保護回路が働いて再充電不能に陥っていたこと
MTW4で導入された「バッテリープロテクションモード」と端子コーティングの改良
ゼンハイザーの開発チームは、MTW3で生じたこの深刻な問題を極めて重く受け止め、MTW4の設計において抜本的な再発防止策を講じました。
MTW4における故障対策の進化点:
・充電端子の形状・メッキ改良:イヤホン本体およびケース側の充電ピンに改良された耐食性コーティングを施し、皮脂汚れによる酸化や接触不良を大幅に抑制。
・バッテリープロテクションモードの搭載:専用アプリから「バッテリープロテクション」を有効化すると、満充電時のバッテリー負荷を軽減(最大80〜90%程度で充電を制御)し、バッテリーセルの劣化速度を劇的に遅らせる機能を新搭載。
・スリープ制御の最適化:ケース収納時のマグネット吸着力を高めるとともに、ファームウェアレベルで確実な電源OFFスリープへ移行するシーケンスを再構築。
新型Bluetoothアンテナ設計とQualcomm最新チップによる接続安定性の劇的進化
故障問題と並んで改善されたのが「Bluetoothの通信途切れ」です。
MTW4では、アンテナの形状と配置を一新し、RF(高周波)感度を向上させました。Qualcommの第2世代S5サウンドプラットフォームの恩恵も相まって、駅の改札付近や満員電車、人混みの激しい交差点など、電波が激しく飛び交う過酷な環境下でも、音がブツブツ途切れたり左右の位相が狂ったりする現象が劇的に減少しています。前作の弱点であった信頼性・耐久性は、MTW4において極めて高いレベルで克服されています。
デメリットを解消して快適に使いこなすための4つの実践的アプローチ
MTW4が持つ「ノイキャン」「ケース」「iPhone制限」「タッチ感度」という4つのデメリットは、正しい知識とちょっとした使いこなし術によって、その影響を最小限に抑えることが可能です。
対策1:イヤーピースの密着度を見直してパッシブ遮音性とANC効果を最大化する
カナル型イヤホンのノイズキャンセリング効果は、イヤーピースによる「物理的な密閉度(パッシブ遮音)」に7割以上依存します。付属のシリコンイヤーピース(XS/S/M/L)とシリコンイヤーフィン(S/M/L)を片耳ずつ丁寧に試し、耳の穴に完全に隙間なくフィットするサイズを選定してください。
さらに遮音性を高めたい場合は、コンプライ(Comply)等の低反発ウレタンフォーム製イヤーピースに交換するのも非常に効果的です。物理的な遮音性が大幅に向上することで、電車内の騒音や人の声の侵入を強力に防ぎ、Boseに迫る静寂感を手に入れることができます。
対策2:専用アプリ「Smart Control」でタッチ操作を自分好みに完全カスタマイズ
誤タッチによるストレスは、ゼンハイザー公式アプリ「Sennheiser Smart Control」の設定で劇的に改善できます。
アプリの「タッチコントロール」設定を開くと、1回タップ、2回タップ、3回タップ、長押しの各割り当てを左右独立して自由に変更・無効化できます。例えば、「1回タップ」を完全に【なし(無効)】に設定しておけば、耳元でイヤホンの位置を直した際に誤って曲が止まる事故を100%防止できます。
対策3:iPhoneユーザー必見!外付けドングル(トランスミッター)でaptX Adaptiveを解放する裏技
「iPhoneを使っているけれど、MTW4の最高音質を引き出したい!」という方には、USB-C端子に直挿しできる超小型のBluetoothオーディオトランスミッター(Creative BT-W5やFiiO BT11など)の活用を強くおすすめします。
最新のUSB-C搭載iPhone(iPhone 15以降)であれば、トランスミッターをポートに挿すだけで、iOSのAAC制限をバイパスし、MTW4と「aptX Adaptive(24bit/96kHzハイレゾ伝送)」で直接通信させることが可能です。驚くほど音の粒立ちと見通しが良くなり、Androidスマートフォンと同等の超弩級ハイファイサウンドを体感できます。
対策4:バッテリー寿命を最長化する充電設定と日常の簡単なお手入れ習慣
5万円のイヤホンを3年、4年と長く使い続けるために、Smart Controlアプリの「バッテリープロテクションモード」は購入直後に必ずONにしておきましょう。
また、週に1回程度、乾いた柔らかい布や綿棒でイヤホン本体とケースの金属充電端子をサッと拭き取る習慣をつけるだけで、皮脂汚れによる接触不良や過放電トラブルを未然に防ぎ、末永く快適なパフォーマンスを維持できます。
実際のユーザーから寄せられた悪い口コミ・不満点と客観的な検証評価
ネット上の購入者レビューやコミュニティで散見される「ネガティブな口コミ・低評価」について、プロの視点から客観的な事実確認を行いました。
「カフェの人の話し声が思ったより消えない」という口コミへの検証
【検証結果】:事実だが、仕様通りの挙動。
アクティブノイズキャンセリングという技術全般に言えることですが、人の声のようなランダムで高い周波数の音は、低周波の機械音(電車のモーター音やエアコン音)に比べて逆位相信号での相殺が難しくなります。MTW4は耳への負担を減らすため中高域を過度にカットしない設計になっているため、静かなカフェでの隣の席の話し声などはある程度聞こえます。人の声を完全に消したい場合は、前述のフォームタイプイヤーピースの併用が必須です。
「ケースの布地が汚れる・擦れる」という質感への懸念と耐久性
【検証結果】:過度な心配は不要だが、水濡れと油汚れには注意が必要。
MTW4のファブリックケースは撥水加工に近い高密度な織り地になっており、日常的にカバンの中で鍵などと擦れても毛羽立ったりほつれたりすることは滅多にありません。ただし、色の薄い「ホワイトシルバー」や「コッパー」カラーの場合、ジーンズの藍色(インディゴ染料)が色移りしたり、油のついた手で触るとシミになるリスクがあります。汚れが気になる方は、汚れが目立ちにくい「ブラックグラファイト」を選ぶか、サードパーティ製のクリアシリコン保護カバーを装着することをおすすめします。
「約5万円は高すぎる」に対するコストパフォーマンスの総合ジャッジ
【検証結果】:音質に価値を見出せる人にとってはむしろバーゲンプライス。
一般的なワイヤレスイヤホンが1万〜2万円台で買える中、約5万円という価格は決して安くありません。しかし、同等の解像感と空間表現を有線オーディオ環境(高級有線イヤホン+ポータブルDACアンプ+バランスケーブル)で揃えようとすると、軽く10万円〜15万円以上の出費になります。コードの煩わしさから完全に解放され、満員電車や通勤中でもその極上サウンドを独り占めできる体験を考慮すれば、オーディオファンにとってこの5万円は決して高すぎる投資ではありません。
まとめ:デメリットを納得して選べば「一生モノの最高峰サウンド」に出会える
ゼンハイザー MOMENTUM True Wireless 4は、万人に媚びることなく、「圧倒的な高音質」という一点において一切の妥協を排して作り上げられた最高峰の完全ワイヤレスイヤホンです。
「Boseのような絶対的無音」「ポケットに入る超小型ケース」を最優先する方にはおすすめできませんが、それらのデメリットを理解し、割り切れる方、あるいは対策できる方にとっては、音楽を聴くたびに鳥肌が立つような感動を与えてくれる唯一無二の存在になります。
MTW4購入前の最終確認チェックシート
✔ ノイキャンの強度(静寂性)よりも、圧倒的な音質・解像度を最優先したい
✔ ポケットではなく、カバンやリュックにケースを入れて持ち歩く運用ができる
✔ iPhone利用でもAACの音質に満足できる、または外付けドングル等の活用を楽しめる
✔ 前作MTW3の不具合はバッテリープロテクションと端子改良により克服されていると理解した
✔ 誤タッチはアプリの操作割り当て変更(1回タップ無効化)で簡単に予防できる
もし上記のチェックリストに頷けるなら、MOMENTUM True Wireless 4を選んで後悔することは絶対にありません。ドイツの名門が紡ぎ出す至高の音の調べに身を委ね、毎日の通勤時間やリラックスタイムを極上のコンサートホールへと変貌させてみませんか?

